日経オプション簡単投資法>オプション、ゴミオプション投資法の失敗とは

ゴミオプション投資法が簡単に儲かると書きましたが、
マイナス要素、デメリットを見ていきたいと思います。
原資産（日経225）が特に値動きしないときは、
何もする必要がありません。
ただし、トレンドが出たり、暴騰、暴落すると、
ボラティリティが上がって、オプション価格が上がります。
ゴミオプション投資法は時間価値を味方につけて、
時間が経てば儲かるのですが、
オプション価格が上がる別の要素、

・現資産価格（日経225）の上昇、
・ボラティリティ（ＩＶ：インプライドボラティリティ）が高くなる
ため、
ゴミ価格のオプションが急騰し、、
証拠金不足に陥ったり、値洗いが悪くなります。
とは言え、日経平均が2000円、3000円と動くことが少ないので、
たいがいは収束するのですが、精神的には苦痛が伴います。
もし１年に１回、数年に１回級の日経平均の大変動に遭うと、
一発で利益を吹き飛ばし、借金まで背負う・・・なんてことも
あり得ます。

だから、簡単に儲かりますが、
簡単に損をする投資法だとも言えます。
このゴミオプション投資法の逆が、
オプション買い投資法なのですから、必勝法とは言えません。
ゴミオプション投資法は運と引き際が肝心だと思います。