日経オプション簡単投資法>日経オプションと日経225先物、利益の出方が違う

（前回の続きです）
日経平均が急騰したという事は、明日も急騰するかもしれませんよね。
今まで１００円ぐらいの変化しかなかったのと、
あきらかに値の上げ下げの範囲が変わったわけです。
これがボラティリティです。

オプションはこのボラティリティが上がると、
「明日も上がる可能性が出てきたから、値段も上がる」のです。
でも、明日がＳＱだったらどうでしょうか。
明日までの命なら、11,000円コールは、
日経平均が11,000円だったら０円の価値です。
11,001円だったら、１円の差額で、
１０００倍しますから、1,000円の価値です。
ＳＱがあと1ヶ月あったら、まだまだ上がる時間があるので、
もっと値段があがるのです。

これを時間価値と言います。
ＳＱまでに１日、１日と時間価値が減っていくのです。
オプションは、
・ボラティリティ
・時間価値
が大事になります。
日経225先物と日経オプションは、この部分が違いますね。
わかりやすく書きました。
オプションを理解するために、大事な理屈ですので、
また別のページで繰り返し説明していきますね。